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バラボンの 3軸 VR用ドローン — マルチカメラを搭載し本格的なVR空撮が可能

韓国のリグメーカーバラボン(Varavon)のプロダクトに関しては、過去に幾つかの記事を発信しているが、フォトキナ2016で同社は3VRドローンを初出展した。

バラボンの3軸VRドローンは業務用の大きな機体で、これにバーチャルリアリティー用にカメラが多数搭載されている。専用のジンバルは強力で、機体がかなり揺れても安定性を失わない。フォトキナの会場で、実際に機体を振ってもらったが、カメラは安定していた。残念ながらドイツの規則により、ドローンを飛ばすことができなかったようだ。

Varavon 3-Axis VR Drone on Display at Photokina 2016

ただ、現在のところ、バーチャルリアリティー用ドローンのマーケットは、まだまだ小さいようだ。グーグルサーチでは、VR用にカスタマイズされたドローンはヒットするが、本格的な商業用VRドローンは、このバラボン製以外は見当たらない。

Varavon VR Drone Motors

最大積載荷重は12Kgまでで、フライト可能時間は12~15分程度。価格は$27,000とのことで、DJIのM600が$5K以下であることを考えると、非常に高価だ。もっともM600にはこのような独特のジンバルが付いていないので、比較対象にならないかもしれないが。もちろん、複数のカメラでの本格的なVR空撮を必要としている場合は、これしかないので、この価格でも受け入れざるを得ない。

同社によれば、既に販売可能とのこと。ただ、同社のWebサイトには掲載されていないので、購入する場合は直接問い合わせる必要がある。

バラボンのWebサイトはこちら(英語)

 

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