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24ShotsのSilencer Air - ジンバルにも搭載できるワイヤレスフォローフォーカス

24ShotsのSilencer Air - ジンバルにも搭載できるワイヤレスフォローフォーカス

24ShotsのSilencer Airは、スマートフォンアプリでワイヤレス操作ができ、小型で、機能拡張可能な、革新的なフォローフォーカスだ。価格も、思ったほど高くない。本体はバッテリー部と分割できるため、ジンバルへの搭載も用意だ。

Silencer Airとは?

24ShotsのSilencer Airは、棒状の機器で、内部に電子機器、ワイヤレスレシーバー、およびバッテリーをすべて格納する。そのデザインは洗練されているだけでなくモジュール式でもある。ロッドを2つに分割でき、ケーブルで接続することでバッテリモジュールを分離することができる。

システムのコントローラー部分は、ホイールの代わりにトリガーの形をとっており、指で動かしてフォーカスをコントロールする。トリガーには、フォーカスポイント間をナビゲートするボタンが2つある。

プロモーションビデオでは、リグにトリガーを取り付けるジップタイ以外は推奨していないようだが、モーター自体の取り付けはさまざまな方法で行うことができる。もちろん標準的なロッドシステムを使用してレンズの横にSilencer Air をマウントすることができるが、付属のホットシューマウントを使用してカメラの上に取り付けることもできる。どちらのポジションでも、歯車のないレンズ用に用意されている付属のベルトを使用することもできるし、シネマレンズ用のギヤーシステムを使用することもできる。ロッドマウントにセットする場合は、オプションのPro Gear Driveアクセサリーが必要となる。

The Silencer Air with Pro Gear Drive accessory

また、ドローンでSilencer Airを使用することもでき、ドローンのリモコンから直接コントロールできるように、無線レシーバーに取り付けることもできる。

Silencer Airは、シネマカメラやDSLRを使用する場合、地上でも空中でも、ショルダーリグのロッドが無くても、あるいはジンバルでも使用でき、非常に汎用性の高いフォローフォーカスソリューションだ。ユニットを2つに分割できるので、ジンバルで使用する場合、バランスを正しく保つのに大変便利だ。

Silencer Air用アプリ

しかし、Silencer Airはフォーカスをコントロールするだけに留まらない。 24Shotsのアプリケーションでは、さまざまなレンズのキャリブレーションやプロファイルの保存、モーターのパワーの微調整、ドローンでの使用時の設定、フォーカスマーカーワークフローの確立など、より高度な使用ができるようプログラムすることができる。下はこのプロモーションビデオだが、この機能は非常に強力なツールと言えるだろう。

Silencer Airはこのアプリに大きく依存しているため、スマートフォンのバッテリーが無くなったり、Wi-Fi接続が不安定な場合が心配だ。しかし、アプリケーションにはデバイスと同期させる機能があるので、すべての設定をトリガーにアップロードすると、システムは自立して使えるようになる。

現在Silencer Air は875ドルで、24Shotsのサイトからプリオーダーすることができる。ただし、シネマレンズ用のオプションのギヤードドライブが必要な場合は$120を追加する必要がある。出荷は6月1日の予定。

Silencer Airは、TiltaのNucleus-Mの発表直後に発表された。新しいTilta Nucleus-Mは、手ごろなワイヤレスフォローフォーカスシステムだが、新たな競合が出現したと言える。

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