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SaramonicがSmartRig+ DiをiPhone X用に発表

Saramonic(サラモニック)は好評のSmartRig +のアップグレードバージョンをリリースした。大きな変化は、従来の3.5mmジャックが削除され、代わりに、ライトニングコネクタが搭載されている。これにより、最新のiPhoneとのデジタル接続が可能となっている。

今やスマートフォンで本格的な撮影することは珍しいことではない。実際、最新のスマートフォンのカメラの進化は目を見張るものがある。しかし、しっかりしたコンテンツを収録する場合、忘れてはならないことは、高品位なオーディオを収録することだ。そこでSaramonic SmartRig + Diが活躍することになる。これは特に最新のiPhoneのために設計されたデバイスだ。

Saramonic SmartRig+ Diとは?

SmartRig + Diは、従来のSmartRig +と見た目はほとんど変わらない。(以前の記事はこちら)。しかしDiマークが付けられており、これはデジタル収録であることを示している。このユニットは、専用のレベルコントロールと48Vのファンタム電源を備えた2個のフルサイズXLR入力を装備しており、プロフェッショナルマイクを接続することができる。ユニットの底面にはモニタリング用の3.5mmヘッドフォン出力が用意されている。ただ、残念ながらAirpodsヘッドフォンはまだサポートされていない。

SmartRig+

オリジナルのSmartRig +とDiモデルの主な違いは、ADC(AD変換)が内蔵されていること。マイクロホンから来るアナログ信号は、1)増幅され、2)レベル調整され、3)デジタル信号に変換され、ライトニング接続によってスマートフォンへ送出される。これにより高音質での録音が可能となる。 即ちiPhone用の外部サウンドカードの位置付けだ。

従来の3.5mmオーディオ入力を持つiPhoneモデルでは、SmartRig +からのアナログ信号をiPhoneでAD変換する必要があり、Saramonicによると、これは音質面で不利な結果となる。DiモデルのAD変換を使用することにとり、結果に大きな違いが出るということだ。

価格と発売時期

アップグレードされたハードウェアとADCの追加により価格は上がっており、約200ドルで販売される予定。ちなみにSmartRig +は100ドル以下だ。

iPhone 8やXユーザーなら、価格は高くなるが高音質での録音が可能になるので、移行しない手はないだろう。 発売時期は来月の予定。

リンク:Saramonicusa.com(英語サイト)

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