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マンフロットの創始者Lino Manfrotto氏が死去

マンフロットの創始者Lino Manfrotto氏が死去

数いる業界の著名人の中でも、Lino Manfrotto氏の名前は特に名高い。日曜日の朝、かつてはイタリアのヴィチェンツァ(Vicenza)のフォトジャーナリストとして知られていた、バッサーノ・デル・グラッパ(Bassano del Grappa)の起業家が亡くなった。

Lino Manfrotto (右) と Gilberto Battocchio

彼は1960年代後半に、ライトスタンド、ブーム、ロッドなどの製作を始めた。それまでは写真用の機材は使い難く、柔軟性に欠けるものだった。スタジオのフラッシュや照明は市販されてはいたが、スタンドやブーム、あるいはクランプと言った基本的なアクセサリーはほとんど無かった。そこでLino Manfrottoは、市場に欠けている機器を商品化することに決めた。

工場と言ってもそこは彼の家のガレージで、写真家の友人のために幾つかの製品を作っていた。しかし事業は大きくなり、やがて写真機材の代名詞とまで言われるようになっていった。

1972年、Lino Manfrottoはバッサーノの機械会社に勤める技術者 Gilberto Battocchioに出会う。そして1974年、マンフロット社初の三脚が発売された。

マンフロットはこの10年にわたる成功とそれに伴う急速な成長を遂げたが、1989年より英国のVitecグループの一員となっている。

出展:
http://www.vicenzatoday.it/
https://en.wikipedia.org/wiki/Manfrotto

マンフロットの沿革(同社のWebサイト)はこちら

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