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Dracastの超フレキシブルLEDライト

Dracast はFlexible LED Panelを発表した。これは、正方形の形をしており、V-Lockバッテリーで駆動する。特徴はとにかくフレキシブルで、必要に応じて畳んで持ち運ぶことができる。バイカラーオプションは汎用性を高め、価格も競争力があり、特に魅力的だ。

現在では、フレキシブルLEDパネルのコンセプトはもはや革命的なものではなく、かなり一般化しつつある。機能と価格面での競争となっているのだ。 CineroidやKamerarのような他社のフレキシブルパネルの価格は比較的高価だが、Dracast Flexible LEDパネルのセットは、安価なフレキスブルライトを待っていたユーザーを納得させるかもしれない。

Dracast Flexible LED Panelの概要

システムの中核はメインコントロール部と電源部だ。このメインブロックは、電源供給用のV-Lockバッテリープレートと同様、ライトを取り付ける役割も果たしている。その下には、明るさ調整用のダイヤルと、バイカラーバージョンではタングステンと昼光の間の色温度をコントロールするダイヤルがある。現在、タングステン専用バージョンの予定はない。

Dracast Flexible LED Panel

この構成は他のものと大きく変わらないが、背面に貼ったベルクロのおかげでLEDフレームを簡単に取り外すことができ、車内などの狭い場所に設置することができる。これにより、今まで照明器具の設置場所に苦労していたENGやインタビューの撮影で、各段に使いやすくなっている。

IP67(防塵、防水性能の等級で、6等級の防塵性能と、7等級の防水性能を持つと言う意味)の評価はまた、このライトがある程度まで過酷な環境に耐えることができ、フレキシブルと言うだけでなく、性能面においても信頼できるものだ。ドキュメンタリー撮影では、特にポータビリティと軽量の恩恵を受けることだろう。

本体には、もう一つのパネルを取り付けることができ、光量を増やすことができる。またバッテリーは、同時に2つのパネルに電力を供給する事が可能。

これらの機能は、照明器具として有用なもので、95という最低限のCRI(Color Rendering Index=演色評価数)とTLCI(Television Lighting Consistency Index=テレビの光度指標で、スタジオ照明において、そのライトが最適かどうかを示す単位)数値は、かなり優秀な照明器具であることを示している。価格は、単一のパネルは$199、3個セットは$499と予定されている。 Dracast Flexible LED Panelは、6月から出荷開始の予定で、将来的にはより大きなサイズも検討されている。

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