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Chronos1.4 — 1050fpsの高速撮影で安価にスローモーションを実現

Chronos1.4 — 1050fpsの高速撮影で安価にスローモーションを実現

Chronos 1.4はエンジニアのDavid Kronstein氏によって作られたカメラで、彼は映像製作者のために高速撮影でのスローモーションに力を入れている。カメラは1280×1024の解像度で、1050fpsで撮影できるもので、数週間後にKickstarterに登録されるところまで来ている。下に映像のサンプルもあるので見て欲しい。

chase-edit

美しいスローモーションを撮ろうとすると、Phantomのハイスピードカメラ(300fps+)やREDのEpic Dragn、あるいはWeaponをレンタルする必要があり、結構コストがかかる。スローモーションにはそれだけの価値があると言える。こちらにEpic のスローモーションを使っているプラネットアースⅡのトレーラーがあるので参考にして欲しい。

YouTubeに“TAOFLEDERMAUS”チャンネルがあるが、ここでもChronos1.4 のプロトタイプとそれで撮影された映像が見られる。

 

この映像からも分かる通り、まだまだ改善の余地があるのも事実だ。例えば電源を入れてから立ち上がるまで30秒を要するし、SDカードに記録するのに、またかなりの時間を要するのだ。ただ、これらの問題点も、将来的には解決されるだろう。

このカメラは1080pにも達していないという、現在のレベルでは特殊なカメラだが、なにしろ安価に高速撮影ができるというのは捨て難い魅力だし、将来に期待したいカメラであるのは間違いない。

Kickstarterに登録された場合、Chronos1.4 は8GBモデルで、2,500ドルと予想されている。

主な特徴

  • ズを使用
  • 重さ:約5Kg
  • 記録メディア:SDカード、あるいはUSBかeSATAドライブ
  • ファイル形式:MPEG4
  • RAW形式で収録
  • タッチパネル
  • プリレコードモード
  • 8GB、あるいは16GBRAM搭載
  • 電源:ACアダプター、Nikon EN-EL4Aバッテリー、内蔵交換式バッテリー

下のビデオは開発を担当したエンジニアが撮ったものだが、カメラに搭載されているコネクターや内部構造、あるいはバックフォーカス調整についても詳しく説明している。9:27からこのビデオで撮った映像が収録されている。

Chronos1.4は将来が楽しみなカメラだ。クラウドファンディングに対しては、まだまだ懐疑的な見方が多いが、このような製品が出てくることによってそのようなイメージも払拭されていくのではないだろうか。

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