Blackmagicは、Camera 4.7 Updateをリリースした。これにより Blackmagic Micro Studio Camera 4KのSDIからRAW出力が可能となる。また Blackmagic Micro Cinema Cameraにもいくつかの改良が用意されている。
Camera 4.7 Updateは、両方のカメラに多くの改善点を提供している。 Blackmagic Micro Studio Camera 4KのSDIからのRAW出力は話題性があるが、多くのユーザーは感度が2stop上がったことの方がうれしいだろう。このアップデートにより、これらのカメラの柔軟性がかなり向上したと言える。
Blackmagic Micro Studio Camera 4Kの新機能
- 720/50 p、720/59.94 pおよび720/60 pのサポートが追加
- センサー感度を2stop改善
- -12dBから+ 12dBまでの新しいゲイン設定範囲を追加。 ATEMはBlackmagic SDI Control Protocolを介してソフトウェアアップデートが必要になる
- RAW SDI出力機能が追加された。 RAW SDIビデオのキャプチャとアンパックに関しては、ユーザーマニュアルを参照
- VISCA経由で拡張ポートにPTZをサポート。プロトコルの詳細については、ユーザーマニュアルを参照
- Blackmagic SDI Control ProtocolにPTZコマンドのサポートが追加された
- フロントタリーライトのプレビュータリーサポートが追加された
- HDMIディスプレイオーバーレイにタリー表示を追加
- カメラがHDMIディスプレイのオーバーレイにゲンロックされていることの表示を追加
- S.Bus経由でカメラのフレームレートを変更する機能を追加
- S.Busを介してオートフォーカスを切り替える機能を追加
- 外部レコーダーのRECスタートをS.Bus経由でトリガーする機能を追加
- 外部レコーダー用のSDIおよびHDMIでRECスタートトリガーとして、リモートレコーディングコマンドを機能が追加
Blackmagic Micro Cinema Cameraの新機能
- HDMI出力にRECスタート/ストップトリガーを追加
- HDMIタイムコード出力のサポートを追加
- HDMIディスプレイのオーバーレイにカメラがゲンロックされていることの表示機能
- S.Busを介してフレームレート設定を変更する機能を追加
- S.Busを介してコーデック設定を変更する機能を追加
- S.Busを介してオートフォーカスを切り替える機能を追加
- マイクロシネマカメラでのHDMI出力とRAW記録の間にわずかな垂直ピクセルオフセットがある問題を修正
Camera 4.7 Updateのダウンロードはこちら。
フジヤエービックのショップサイト
