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ARRI SRH-3 -スタビライズドリモートヘッド

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ARRI IBC 2017で新しいスタビライズドリモートヘッド SRH-3を発表した。ARRIトリニティの特徴を引き継ぎ、30Kgの耐荷重を持つが、さらにトルクやパワー、そして機能が強化されている。さらに、同社はARRI Trinityをハンドヘルドジンバルとして使用できる新しいハンドヘルドブラケットをリリースしている。

https://www.youtube.com/watch?v=IMbVcw5jAq8

当初Sachtler(ザハトラー)ブランドで発表されたTrinity / Maximaだが、その後Curt Schaller氏と彼の部署はスタビライザー技術をARRIに引き継いだ。 ARRI Trinity / Maximaは、ステディカムで使用できるジンバルで、これまでできなかったショットやアングルを可能にしている。ジンバルシステムの耐荷重が高いため、多くのユーザーはARRI Trinity / Maximaを車に搭載するなど、高負荷の使用を期待していた。しかし、トルクやパワーは映画制作者が必要とするレベルまでに達していなかった。このため、ARRIは高負荷な撮影を行う現場をターゲットに、新たにスタビライザーヘッドをリリースした。

高トルク

ARRI stabilised remote head

より大きなカメラ用に開発されたジンバルシステムが多数出てきたのを見ると、常に高負荷がかかる撮影で、システムが必要とされるのはトルクだ。 ARRIスタビライズドリモートヘッド SRH-3は、非常にコンパクトで軽く、重量は9kgだ。しかし、軽量化により耐久性が低下しているわけではない。 SRH-3は最大30kgの耐荷重に対応することができ、実に50kgのトルク力を発揮する。

コントロールパネル

ARRIのスタビライズドリモートヘッドは、モジュラーパネルによってコントロールすることができる。即ち、ジョイスティック、ズーム、フォーカス、チルトのコントローラーの位置を自分に合わせて決めることができる。また、ARRI Master Gripsも組み込まれている。設定やプリセットは中央のタッチスクリーンディスプレイに表示され、コントロールスピードの微調整、撮影スタイル、ダンプナーに簡単にアクセスすることができる。

ARRI Trinityハンドヘルドブラケット

ARRIはまた、Trinityのヘッドを取り外し、簡単なリグとして使うことを可能にするブラケットを作成した。これは、ロールとチルトの2軸システムだが、パン軸がないため、より自然な感じで、“dirty gimbal”のようなショットを撮ることができる。上部のチーズプレートにはeasy-rig用のフックが付いており、ミッチェルマウントやユーロマウントでアクセサリーをマウントすることができる。

価格とトレーニング

このジンバルの価格には、ARRIアカデミーまたはARRIレンタル施設での2日間のトレーニングコースが含まれている。ジンバルのセットアップや、さまざまな撮影の設定がスピードアップしていることが確認できるだろう。 ARRI SRH-3は約 51,000ユーロで、現在既に発売されている。

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