ARRI ALEXA LFインタビュー
BSC ExpoでARRIへのインタビューを行う機会があったのでレポートしよう。先の記事でお伝えしたように、ARRIは、巨大センサーを採用したALEXA 65とは別に、同社では初となる実質の4Kカメラで、かつフルフレームセンサーを採用したALEXA LFを発表した。上のビデオは、そのインタビュー。
ALEXA LF
インタビューで、ARRIのMarc Shipman-Mueller氏は、フルフレームカメラをリリースした理由と「ラージフォーマットのルック」について語っている。 ALEXA LFは、毎秒最大150フレームで記録でき、既存のワークフローに対応している。また、新たに発表されたLPLレンズマウントと、3種類の記録モードについても説明している。
興味深いのは、Super 35mm時のクロップモードでもカメラがUHD 4Kビデオをカバーすることだ。即ち、既存のSuper35mm PLレンズでも4K撮影することができる。
Signature Prime Lenses
16種類の新しいシグネチャープライムレンズも発表されたが、これらはALEXA LFと並行して開発された。 ARRIのThorsten Meywald氏は、ARRIがレンズマウントを変更する必要があった理由とその材質についても語っている。 LPLレンズマウントについては、既にすべての主要レンズメーカーとの話し合いが持たれている。将来はこれらのレンズメーカーからLPLマウントのレンズが発売されるだろう。