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AdobeがPremiere Pro CC 2017をリリース - チームプロジェクトやLumetri Colorが進化

AdobeがPremiere Pro CC 2017をリリース - チームプロジェクトやLumetri Colorが進化

Adobe Premiere Pro CC 2017

Adobe(アドビ)はPremiere Pro CC2017を含む一連のCreative Cloudの最新バージョンをリリースした。新機能のチームプロジェクト、改良されたLumetri Color、進化したキャプション、自動認識VRなどの新機能が含まれている。

チームプロジェクト

チームで作業を進めることができるチームプロジェクトを新設。まだベータ版だが、Frame.ioやwipster.ioのような機能で、同じプロジェクトに複数のオペレーターがアクセスして作業を進めることができる。この機能はPremiere Proだけでなく、After EffectやPreludeでも可能。

なお、この機能はCreative Cloudグループ版とエンタープライズ版でのみ可能。

Lumetri Color

Lumetri Colorタブがアップデートされている。新しいカラーピッカーはHSLセカンダリーでの作業時に素早い選択が可能。HDRの10のファイルがサポートされカラースペースメタデータワークフローが改善されている。

自動認識VR

VRビデオのワークフローが進化している。Premere ProがVRのタイプ、即ち平面視、立体視-並列、立体視-上/下のいずれであるかを自動的に認識し、適切な設定を自動的に行う。またメタデータフラグを挿入することができるので、YouTubeなどへ投稿すると、自動的にVRビデオとして認識される。

更に、QT DNxHD/DNxHRやRED Heliumフォーマットも新たにサポートされている。

ライブテキストテンプレート

新ライブテキストテンプレートにより、グラフィックステキストなどがAfter Effectのライセンス無しに、Premiere Proで編集できる。例えば、After Effectsでレンダリングしなくても、Premiere Proでテキストが編集可能。

キャプション機能に関しても、オープン、クローズドキャプションのエディターが改良されている。キャプションの位置が自由に決められる他、読みやすくフォーマットすることができる。デュレーションもタイムラインで変更できる。

キーボードショートカットのビジュアル化

キーボードマネージャーが改良され、キーボードのショートカットをマッピングできるようになった。キーへ機能を割り付ける作業が、コマンドの長いリストではなく、キーボードのマッピング上で行えるので、極めて分かりやすく効率的。

また、タイムライン全体に対してエフェクトをOn/Offする機能も新設されている。ラップトップなどの低パフォーマンス機での再生をスムースにできるし、エフェクトの有り無しの違いを簡単に比較することができる。

このように多くの新機能が追加されているが、価格は以前と変更ないので、アップデートは迷うことなくすると良いだろう。

アドビのWebサイトはこちら

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